【義両親同居】別居のススメ◆同居が招く最大のデメリットとは
はじめまして。同居嫁ふじこです。
このブログは兼業主婦が、義両親同居・子育て・仕事・趣味など、多岐に渡って綴る雑記ブログです。
日々の暮らし向上を目指して、少しでも役に立つ・面白い記事を書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
人間とは性悪説だと私は思っています。
なので人間が当たり前に持っている、“ゲス”な部分まですべてさらけ出していこうと思います。
まずは一番声を大にして言いたい義両親同居について、その実態を本音でさらしたいと思います。
ふじこの同居スペック
私の同居事情は以下の通り。
- 同居歴3年超
- 同居人:義父母・夫・私・娘(2歳)
- 夫の実家で、もともと義祖母が生活していたスペースにて同居
- 寝室+和室&DK
- 玄関・トイレ・お風呂周りは義両親と同じ
ごはんは別々で、玄関・トイレ・お風呂・洗濯機は同じという状態。
狭いながらもプライベートスペースが一応確保されているし、まったく一緒に生活しているわけではない。
義両親はというと、幸いあまり干渉するタイプではないので、顔を合わさない日もあるくらい。
義父はリタイア後、山登りサークルなるものにハマって毎日出かけることが多く、義母は自分の趣味や週一で通う仕事に勤しんでいます。
私たちはというと共働きで、娘は日中保育園へ。
・・・ん?保育園?同居してて義両親もいるのに?
と、お思いの方もいらっしゃるでしょう。
義両親には「仕事の間、毎日面倒は見れない。私たちにも都合がある」と断言され、ダメ元で受けた保育園に何とか無事に通園できることになりました。
保育園激戦区ではなかったので、本当に助かりました・・・
同居のメリット
まだ3年ではありますが、今のところメリットとして考えられるのは、次の2点ではないかと思います。
- 娘のお世話をお願いしやすい
- 気を遣って“良いお嫁さん”を演じなくて済む
1)娘のお世話をお願いしやすい
同居で一番ありがたいのは、何といっても娘のお世話を頼みやすいこと。
「私たちにも都合がある」
「忙しい」
義両親はあまり干渉しないタイプで、孫に首ったけの好々爺(婆?)タイプとは対極の人間ですが、何やかんや言いながらもお願いすれば協力してもらえます。
もちろん、まず先方の予定がないことが大前提ですが・・・
朝起きたら、娘が突然の高熱!
これでは保育園は到底無理だし、病院に行かなくては!
でも仕事は休めない!!
そんな状況になっても、隣のドアをノックするだけでいい。
すぐそこにいることが、相談を持ち掛けるハードルを低くしてくれます。
とはいえ、相談前にはやっぱりそれなりの覚悟が必要になってきますが・・・
- 電話をかけて予定を確認・お願いする
- お世話にあたって娘に必要なものの準備をする
- 義実家まで連れて行く
などの段取りがいらないことが、最大のメリットではないでしょうか。
またそういった状況でも、娘の方も慣れない状況でギャン泣きして手に負えないということがありません。
これは面倒を見る側にとっても、見られる側にとっても、お願いする側にとっても、非常に助かります。
2)気を遣って“良いお嫁さん”を演じなくて済む
これもメリットの一つと思って、勝手にいい意味で捉えていますww
同居を始めて最初の頃は、やっぱり気を遣っていました。
日頃の生活や物事の時、手際よくテキパキ動いて、よく気が付く“良い嫁”をしなくてはいけないと必死でした。
でも365日24時間一緒なんです。
どう足掻いてもボロが出ると諦めがつきましたw
それでもボロを出さないようにし続けるなら、こっちが病気になりそうで。
ただでさえ同居は嫌なのに、そこまで気を張るなんてアホらしくなってきたんです。
自分の首をさらに絞めるだけだと思えば、“良い嫁”じゃなくても最低限でええやん!と思う境地に行き着きました。
なので、普段から“甘える姿勢”で良いかなと思っています。
脳内では「私できましぇ~ん、てへぺろ」くらいのノリで・・・w
“嫁像”としては、何があっても気負わず、気楽でいられる素地を作れたと思います。
良いか悪いかは別としてww
同居のデメリット
とはいえ、これでもかなり苦痛というのが本音です。
見張られているわけでもないけど、それでもやっぱり人目を気にしながら生活してしまいます。
よそのお宅にお邪魔している感覚で、いつまで経っても落ち着かない。
これがかなりツライ・・・ツラ過ぎる・・・!
は や く お う ち に か え り た い
(訳:ここは家ではない。本当の意味で心の落ち着く“家”に帰りたい)
いつも深層心理に渦巻いている感覚はこれです。
「今日はしんどいから出前取るか!」
「休日だし思いっきりダラダラ過ごそう!」
「もう暑いから半裸みたいな格好だけど、いいよね!」
そんなのは御法度!!
だって義両親がすぐそこ、同じ屋根の下にいますもん!
一応、お嫁さんですもん!
そもそも赤の他人やし!!
加えて、トイレ・洗濯・お風呂は順番待ち。
義父の長い長~いトイレ待ち、マイペースな義母の洗濯待ち。
極めつけは赤の他人のおっさん・おばはんが2人も入ったお風呂に入らざるを得ない・・・
基本的には必ず何かが浮いているよ
自分なりの同居苦痛対策
3年に渡る同居暮らしの中で、なるべくストレスを溜めずに生活できるスタイルを未だ模索中です。
- 言いたいことはハッキリ言う!遠慮はほどほどに!
- 自分の利益は自分で守る!
- 譲歩・妥協し合う中でも、譲れないものはしっかり守る!
人はそれほど親切でなく、心情を察したり人に対して気配りするとは限らない。
悲しいかな、痛いほど実感しました・・・
暗黙の了解という言葉があります。
これは誰にでも同じ内容で通ずるわけではありません。
最低限のマナー・気遣いを残しつつ、やっぱり言いたいことは口に出して明確に言わないと伝わらないのです。
明確にしないと、自分では思いもしなかった意味で誤解されている恐れもあります。
大袈裟かもしれませんが、自分の身は自分で守らないといけません。
同居の世界は残酷なほどに弱肉強食です・・・
同居最大のデメリットとは
同居が招く悲惨かつ最大のデメリット。
それは、義両親の嫌いな部分を、夫に映して見るようになってしまうことです。
人は距離が近くなればなるほど、悪いところを見てしまう生き物だと思います。
表面的な付き合いでは良い人でも、知れば知るほどイヤな部分も知ってしまう。
同居によって義両親に対しても同じ状況になります。
義両親のここがイヤ・嫌い・許せないという考えは、悲しいことに一緒にいる夫にまで及びます。
「義両親と一緒やんけ!」
義両親に似ているところを無理に見つけ、また夫の嫌な点を義両親に似ていると勝手に結び付け、ますますイヤになってしまうのです。
似ているのは仕方ない。
親子なので当たり前。
遺伝もあれば育ちもある。
・・・でもイヤなものはイヤなんです。
義両親を知らなければ難なくスルーしていた夫の欠点・イヤな部分が、義両親を知ってしまったが故に、義両親と重ねてしまって見過ごせなくなるんです。
そしてそれをケンカの際に口走ってしまったら・・・
夫も余計にイヤな気分になります。
本来、大好きで結婚したはずの夫。
家族にかけがえのない、大事なお父さん。
それなのに、義両親という第三者によって嫌いになってしまう。
それも大切であるはずの、夫の義両親によって・・・
こんなに悲しいことはありません。
いつしか私は、もうこれ以上、無駄に夫を嫌いになりたくないと考えるようになりました。
だからこそ同居をお考えの方には、実際に踏み切る前にもう一度よく考えてほしいと思います。
まとめ ~同居はやるもんでない~
私は常々思っていることが2つあります。
- 生まれ変わったら絶対に同居しない
- いかなる理由があっても、娘には同居はしない方がいいと明言する
結婚とは、【恋愛感情 × 暮らしの水準・価値観が同じ】だと考えています。
好きという感情だけでは、うまくいきません。
一緒に暮らして、生活できてはじめて、「この人と結婚できる」と確信するのだと思います。
“夫とは「一緒に住める」と結婚したが、義両親と結婚した覚えはない”
これが3年の同居暮らしを経て痛感した、私の持論です。
のっぴきならない事情があり、致し方なく今の生活を続けていますが、本当に同居はやるもんでないと思っています。
夫婦仲・愛情を守るためにも。